お役立ちテクニック番外（携帯に優しいサイト作り）

日本の携帯インターネットの契約数は、2003年3月の時点で6,000万契約に達し、携帯電話を使ったサービスも拡大・多様化しています（総務省「情報通信白書平成15年版」）。

こうした携帯インターネットの普及に伴い、企業のWebサイトに求められることも変わってきました。これまで多くの企業は、PCからのインターネットユーザーを主眼においてサイトを構築してきていましたが、ここ最近、携帯電話からのインターネットユーザーを意識したサイト作りを行っている事例も増えています。

企業がPC向けサイトしか用意していない場合、携帯電話ユーザーがURLを入力すると、携帯電話のブラウザにPCサイトがそのまま表示されてしまいます。これは、余分なパケット代をユーザーに負担させてしまうことになり、企業イメージのダウンにもつながりかねません。

今後企業にとって、

• PC向けサイトだけではなく、携帯向けサイトの充実をはかること
• 設定によって端末を自動判別し、それぞれの端末にあったコンテンツへの振り分けを行うこと

の2つが、今まで以上に重要になります。携帯電話用のコンテンツがないサイトなら、「PCからアクセスしてください」というような案内を行うことも必要でしょう。

「携帯に優しいサイト作り」。それは、これからの新標準です。

• お役立ちテクニック上級（端末自動判別機能）：自動判別機能を利用する